こだわりの逸品
私自身が、社宅以外の借家に住んでいたのは、2000年8月の転職後から、2002年5月迄の2年に満たない期間でしたが、その時の物件は、賃貸住宅に関しての物の見方を変えるに十分なインパクトがありました。物件は、西調布にある「ガルダヤ’00」というテラスハウスで、木造2階建てとカテゴライズしてしまうと何の変哲も無い物件の様に映ってしまうでしょう。
ところが、大家さんは、いわゆる職人さんで、通常半年程度で建てるようなテラスハウス(3戸一)ですが、この物件は建築に2年を要したそうです。内外装に、松の無垢材を使い、和室等の壁も漆喰で、ホルムアルデヒドや合板とは無縁の世界で、重厚感と満足感に浸れるものでした。
新築時に入居したことから、木の香りがほのかに漂い、大変満足感が高い物件でした。
間取りは2LDKでしたが、和室・洋室は各々たっぷりと8畳の広さがあり、収納も2間分確保されていましたし、ベランダも立派な庇に覆われ、洗濯物を干すにも十分な奥行きで、生活する上でも配慮に行き届いていました。
難点は、デザインや統一感を優先する為、玄関のドアスコープが無いことやカーテンを留める金具等が付いていなかった事等、些事に留まります。
利潤追求のアパート経営者が多い中で、このようなこだわりの一品を追及する人も居ると言うことを認識した出来事でした。